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【野球スコア 打席】打席の記録は5種類だけ(三振、ヒット、四死球、エラー、アウト)

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野球スコア練習、打席の記録 スコアブック
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こんにちは!
今日は打席の記録をしてみましょう。

これができたらおもしろくなります♪

では今日もよろしくおねがいします!!

↓ボールカウントについてはこちら

↓ 審判のシグナルを知っていると、記録しやすくなります

打席の記録は、5種類!

打席の記録は5種類
  • 三振
  • 四死球(フォアボール、デッドボール)
  • ヒット(安打)
  • 打球処理によるアウト
  • エラー(失策)

ですが、この5つのお話の前に、覚えていただくことがあります。

それは守備の番号です。

守備位置の番号

守備位置を覚えます。

「え? 打席の記録なのに、守備位置?」って思うでしょ?

私は思いました( ´∀` )笑

それは…打球の処理をした守備を記録するからです。

打球のゆくえを「6-4-3」「8-6-2」のように、守備位置の番号で記録するんです。

なので、仕方ありません。

そこは覚えてしまいましょう!!

①投手/ピッチャー
②捕手/キャッチャー
③一塁手/ファースト
④二塁手/セカンド
⑤三塁手/サード
⑥遊撃手/ショート
⑦左翼手/レフト
⑧中堅手/センター
⑨右翼手/ライト

このように、守備位置は番号で表されます。

とろしまねこ
とろしまねこ

私は今でも、試合中に番号をつぶやいてます。

とにかく経験です。試合中にボールのゆくえを「6-4-3」「8-6-2」とか、つぶやいてみましょう。だんだん覚えてきます。

私は数字が覚えられない性質を持っているので、こうして声に出すことで、耳に残って記録しやすくなると感じます。

まぁ、ぼーっとしてたらいまだに
3(ファースト)と5(サード)
1(ピッチャー)と3(ファースト)
を間違えてますけどね…。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

打席の記録を書く場所

打席の記録は①に書きます。

①は打席と出塁の記録です。

三振の記号

ストライク3つでバッターはアウトです。
三振です。

3つ目のストライクは何でしたか?
それで、三振の記録記号が変わります。

三振の基本記号は「K」です。

野茂英雄選手の異名「ドクターK」にも、三振をあらわす記号「K」が使われています。

佐々木朗希選手の完全試合でも、ファンたちが「K」と書かれたボードを掲げて盛り上がっていましたよね!

では、いろんな三振を見ていきましょう。

空振り三振

3つ目のストライクが空振りなら、空振り三振でアウト

空振り三振
(バットを振ってクルッとまわったイメージ)

見逃し(見送り)三振

3つ目のストライクが見逃しなら

見逃し三振(見送り三振)でアウト

見逃し(見送り)三振

スリーバント失敗(三振)

3つ目のストライクがバントのファウルなら、スリーバント失敗で三振・アウト。

2ストライク後にバントすることを「スリーバント」と言います。

スリーバントはファウルも三振となり、アウトです。

スリーバント失敗は、以下の3種類がメジャーな記号です。

例)バントをあらわす「BT」と、三振の「K」をくみあわせ

例)バントをあらわす「◇」と、三振の「K」をくみあわせ

例)バントをあらわす「◇」を失敗の「◆」とし、三振の「K」とくみあわせ

振り逃げ(三振)

振り逃げの可能性のある条件

振り逃げも三振のひとつです。

振り逃げが成立する条件(or条件)
  • 1塁ランナーがいないとき
    または
  • 2アウトのとき

    3ストライク目の投球をキャッチャーが捕球できなかった場合

上の条件を満たすなら、三振でも出塁をめざせます

※あくまでも一塁をめざせるだけで、出塁の保証はありません。

例)三振の「K」と、パスボールの「P」をくみあわせ

ほかに、くみあわせるとしたら
空振りの「逆K」
ワイルドピッチの「W」 など

「KW」「逆KP」「逆KW」

例)振り逃げ後のボールの動きを記録

振り逃げ
→キャッチャーがファーストへ送球
→ファーストでアウト

セーフになったなら、ボールの動きは書かなくても。

四死球の記号

四死球はイニングごとに数を集計します。

わかりやすく青色で書くスコアラーもいます。

とろしまねこ
とろしまねこ

私は試合中は余裕なくて無理。

清書するときに青色使います。

四球(フォアボール)

ボールが4つでフォアボール

出塁できます。1塁へどうぞ!

申告敬遠

作戦として、守備側の監督が申し出ることで、ボールを4球投げなくてもフォアボールとなりバッターを一塁へ送れます。

ピッチャーの球数制限を気にしている時など、作戦として使われます。

スポ少でもときどき見られますので、頭のスミに入れておいてください。

とろしまねこ
とろしまねこ

タイブレークでパワーヒッターからの打順のときに、相手チームにやられました…。
その後得点できずサヨナラ負け。
監督の作戦が見事にハマりましたね。

「DIB」declared intentional base on balls

私は「申告B」と書いてます…いいんです。今は趣味で書いてるので。

故意四球

わざとボール球を投げてフォアボールにすること。
昔から「敬遠」と呼ばれてきたプレイですね。

「IB」intentional walk(意図的に歩かせる)

スポ少時代には、明らかな故意四球は見たことがないです。
そもそも、スポ少はコントロール安定しているピッチャーが少ない…。

死球(デッドボール)

投球に当たったらデッドボールです。

身体は大丈夫ですか?
治療が必要なら、代走が代わりに出塁します。1塁へどうぞ!

ただし、次のようなときは、デッドボールになりません。

投球に当たったけど、デッドボールにならない場合
  • ボールがストライクゾーンに入っていた。
  • バッターがよけようとしなかった。

打球の処理を誰がしたか記録する

打球を処理した守備の流れ(打球処理にかかわった内野手・外野手の守備番号)を書きます。

守備範囲が広い野手の場合、「明らかにレフト方向でしたよね?」という打球でも、センターが処理した場合は「8」を記録する、といったように
打球の方向にかかわらず、ファーストタッチが誰かを確認して書きます。

ボールを弾いた場合のスコア

例)ショートが弾いて、レフトが弾いて、センターが捕球

「6・7・8」 のように、弾いた時は「・」を使ってプレイを繋いだ方が、ただ「8」と書くより分かりやすい記録になります。

打球の種類の記号

ゴロ

例)セカンドゴロを、ファーストに送球

フライ

例)センターフライを捕球

ファウルフライを捕球しアウト

打球が地面に落ちる前に捕球されたら、アウト。

それは、どこでもです。

フェアゾーンだろうと、ファウルゾーンだろうと同じです。

ファウル記号は「f」を使います。

例)ファウルフライをレフトが捕球

ファウル「f」とフライ記号、レフト「7」であらわします。

キャッチされなかったファウルは、ただのファウルなので、そのときはボールカウント欄にファウルの記号書いて終わりです。

ライナー

例)ショトライナー

バント(犠打)

例)バントをピッチャーが処理

ゴロマークは書いても書かなくても。
バントは基本ゴロなので、フライのときだけ書くというのでも良いです。

バント失敗したら「◆」にすることも

バント失敗とは「ランナーを進塁させれなかった場合」

自分がアウトにならなくても、ランナーの誰かがアウトになったら、それはバント失敗です。
一方、自分がアウトになっても他のランナーが塁を進めたら、バント成功。

※自分もセーフになることを狙ったセーフティバントの場合は、犠打ではありません。内野安打の一種「バントヒット」になります。もちろん、このセーフティでランナーがアウトになったら、ヒットの記録にはなりません。

セーフティの判断って難しいんですよね。ランナーなしでバントはセーフティバントだけど、その他は???

とろしまねこ
とろしまねこ

私は、判断が難しいので、ずっと「◇」しか使ってません。

ヒットは目立たせる

ヒットはイニングごとに数を集計するので、わかりやすく赤線で目立たせます。

内野安打

内野安打(内野手が打球処理をした場合のヒット)

内野安打以外のヒット

一塁打(シングルヒット)

二塁打(ツーベースヒット)

三塁打(スリーベースヒット)

本塁打(ホームラン)

出塁して、その1プレイで何塁まで?

出塁した場合は、その1プレイで何塁まで行ったか記録します。

その間に、いろんな守備の手でボールが移動します。

ボールの動きは全部書くの?

とろしまねこ
とろしまねこ

その必要はありません。

アウトになれば、アウトに関わった選手を記録するために全部記録しますが、セーフならそこまで書かなくて良いです。

アウトが発生したら、アウトまでのボールの動きをすべて記録します。

バッターがアウトになったなら、打席の記録スペースに全て記録。

ランナーがアウトになったなら、打球の処理からランナーがアウトになるまでのボールの動きを全て記録。
(ランナーがアウトになった場合、バッターにヒット記録はつきません)

つまり、バッターやランナーの出塁・進塁の理由にならないプレイまで細かく書く必要はありません。書くスペースもありませんし笑

※2塁以上の動きがあった場合は、矢印であらわします。

例)ちょっと無理矢理なシチュエーションですが

1番 ショート内野安打で出塁

2番 サードへのバントでアウト。その間に1番は2塁へ

3番 センターへヒット性の打球が飛ぶも、1番(2塁ランナー)がアウトになったのでヒットとはならず、ヒットの印の赤線なし

4番 ライト方向へ2塁打。その間に3番(1塁ランナーホームイン)

1番のショートへの打球はファーストへ送球されているはずだけど、ファーストへの送球で何かが起きたわけでないので省略

3番のセンター方向の打球
その後の処理は、3番バッターの出塁には関係ないので「-」つけて、その後の動きはあったんですよ~と匂わせ。
でも、1番はそれでアウトになったので、1番のスペースには、アウトになるまでのボールの動きを全部書きます。

それ、ホントに二塁打?

ひとつのプレイで、バッターが一気に二塁まで進むと二塁打にしたくなります。

でも、ちょっと待って。

こういう場合があることを、頭に入れておいてください。

一塁打+送球間の進塁

ランナーなしだったら、一塁で止まってたような当たり。
ランナーを刺すための送球間に、バッターが一塁を回り、二塁まで行った場合。

一塁打+エラーでの進塁

普通だったら、一塁で止まってたような当たり。
その後の守備のもたつきの隙をついて、二塁まで進塁した場合。

エラーかどうかの判断基準

公式記録員がいる大会では、スコアボードにヒットやエラーのライトが点灯するので、それに従います。(今日、はじめて記録員がいる大会にいきました)

ライトが点灯するのは一瞬です。

しっかり見ておきましょう。

ただのミスはエラーではない

まず、大前提として、捕球ミスや暴投があっても、スコアブックに書くイベントが起こらなければエラーではありません。ランナーがいないとか、いたけど動かなかったとか。

また、今のプレイでミスがなかったとしても、同じ結果だったと判断できる場合、それもエラーではありません。

その大前提を頭に置いて、今からエラーを考えていきましょう。

エラーかどうか判断する前に
  • どんなミスをしても、スコアブックに書くイベントが起こらなければエラーではない。
  • ミスがなかったとしても同じ結果だったと判断できる場合、エラーではない。

攻撃側が得しないとエラーにならない

例えば
ミスがありバッターが出塁したけれど、他のランナーをアウトにできた場合は、攻撃側が得したことがないのでエラーではない、と判断します。

エラーかどうかの考え方

ミスがあっても、対戦相手が得した場合のみエラーになる

投球に関わるミスはエラーではない

野球の場合

投球とは

ピッチャーがバッターに対してボールを投げること。ピッチングとも言います。

送球とは

野手が打球を処理するためやランナーをアウトにするためにボールを投げること。
なので、ピッチャーやキャッチャーも、打球処理や牽制で投げたボールは送球です。

そして!バッテリー間(ピッチャーとキャッチャー)の投球に関わるミスはエラーとは別カウントです!!

バッテリーはほかの野手に比べると、ボールを触る機会が圧倒的に多いです。ですから、同列に比較することがないように、別カウントとなっています。

牽制に関わるミスは投球関係ではないのでエラーです。

エラーかどうか迷う例

わかりやすい判断として「グローブに当たったのに捕球できなかったらエラー」という目安があります。

しかし、これも疑問が湧きますよね。

とろしまねこ
とろしまねこ

じゃあ、グローブにカスリもしなかったトンネルはエラーじゃないの?

ほとんどがエラーかな

ただ、打球が速過ぎてこれは捕れないだろうと判断すれば「強襲ヒット」

その場合はエラーではない

とろしまねこ
とろしまねこ

横っ飛びに飛びついたけど、グローブに当たって捕れなかったのはエラーなの?

エラーではありません

普通は捕れるはずの球を処理できなかった場合、エラーとなります。

とろしまねこ
とろしまねこ

正面のライナーをはじいた場合はエラー?

スコアラーが「今のライナーは捕れたでしょう?」と判断するならエラー
「今のは無理」と判断したなら強襲ヒット

とろしまねこ
とろしまねこ

お見合いして落球したときは?

ヒット!!

  なんと、野手の判断ミスや、位置どり、無関心によるミスはエラーではないのです。

マジでー!?

エラーしたあとアウトを取れたら、エラーは無かったことに?

例)打球処理でエラーしたのを見て、ランナーがさらに進塁を試みる。
しかし、進塁先への送球でアウト。

エラーで進塁や出塁があった場合、それが帳消しになるプレイがあったとしても、エラーを無かったことにできません。
エラーで進塁や出塁したことは、しっかりエラー記録。

送球エラーと捕球エラーで書き方を変えてみる

さて、いろんな審査?をくぐり抜けて、ようやくエラーと判断されたプレイ。

やっと記録を残す段階に入ります。

記号はエラーerrorの「E 」

例えば「ショートへの打球をファーストへ送球」

捕球ミスならE6」

ファーストへの送球ミスなら「6E-3」
(送球エラーは余程のことがないとつけません。たとえランナーがいても、送球を捕る側が逸らさないようにすべきです。絶対捕れない送球をした場合は、送球エラーを記録します)

ファーストの捕球ミスなら「6-E3」

このように、捕るときのミスは守備番号の左、投げるときのミスは守備番号の右に書きます。

エラーはどこのスコアも「E」を採用しています。
「ε」と書くチームも見たことがありますが、大きくは変わりません。

まとめ

フェアゾーンに打ったら、結果は下のどれかになります。

  • アウト
  • エラー
  • ヒット(安打と内野安打)

ちょっと、打席以外のことも混じってしまったかもしれませんが、だいたい打席のことはこんな感じで記録します。

ミスが発生したときは

  • エラーかどうか
  • 誰のエラーか

サッサと割り切って判断して、即記録!

エラーが出るときは試合も大きく動きます。
素早い判断で乗り切りましょう。

プレイを追いながら余白に走り書きのメモすると、記憶しなくて良いのでラクですよ。
プレイ見てすぐ、いきなりあんな細かいスペースに書き込む時間も余裕もありませんので。
あとで、ちょっとした隙間時間にメモを見て記録してください。

あなたの健闘を祈ります!!

↓ 参考までに、ボールカウントの一例を
 左は基本の3つで、右は詳しく書きたいカスタマイズ記号です。

チームそれぞれ、いろんな記号で書いていると思います。

チームの記号一覧表を作っておくと良いですね。

↓ 一覧表を作る時の参考にどうぞ。

このサイトのスコア記号一覧表と、記号を空欄にしてオリジナルを書き込めるカスタマイズ用記号一覧表をPDFで置いています。

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