野球パンツは、スライディングをするので穴あき不可避です。
こんなに裁縫道具が必要になるスポーツって、思ってもみなかったですわ〜。
今日はパンツ補修の仕方をご紹介しますね。
息子の野球パンツはメーカー違いで2本
息子の野球パンツは、膝部分が二重になっているタイプのレギュラーパンツです。
今は穿き比べるため、ミズノとデサントを各一本ずつ持っています。
小学時代はパッドを縫い付けていましたが、中学生になって膝やお尻のパッドを卒業し、そのまま穿いてきました。
即、穴あき。
まぁ、そうですよね。
でも、いちいち買い替えられるほど富豪ではないのです。
さ、なんとか補修しますよ!
用意するもの
当て布
野球パンツに付属の当て布
穴の補修と補強に使います。
サイズアウトした野球ユニフォームシャツ
付属の当て布で足りなくなったら、サイズアウトした野球ユニフォームシャツを当て布として使います。
ミシン糸
広範囲にミシンがけをするので、目立たないように色はキッチリ合わせてください。
手芸用品店にパンツを持っていって合わせても良いくらい重要です。
ミシン
穴や、生地が薄くなったところをひたすらミシンで叩くので、広い範囲を一度に縫えるジグザグ機能が付いているミシンが良いです。
補修のしかた
① パンツの穴に当て布を当ててまち針を打つ
当て布は、穴や生地の薄い部分を覆う充分な大きさにカットします。
穴の部分は当て布が二重になるようにするので当て布は2枚必要です。
もともと二重になっている部分は、穴を塞ぐ1枚だけで良いです。
- 穴を塞ぐ布
- 生地を補強する布(もともと二重になっている部分は不要)
穴を塞げる充分な大きさの当て布を内側に当てます。
さらに補強の布を重ねます。
※ 膝二重部分に穴が空いている場合は、裏布と表布の間に当て布を挟むだけで大丈夫です。
表から縫うので、まち針は表から打ちます。ズレないように気をつけて。
② パンツをウエスト側からミシンにセット
筒状になっている膝は、ちょっと頑張らないとミシンがけできません。
実際、少年野球時代は膝にミシンは難しかったです。パンツのサイズが小さいので、筒幅が小さくてミシンがうまくセットできないんですよね。
ウエスト部分から入れて、ウエスト部分の開放部を利用して手繰って手繰って、なんとかセットします。
③ ジグザグ縫いで穴を埋める
私は、押さえを取り替えなくても使える①の模様を選択。
②は繕い用の縫い方なのですが、押さえが特殊なので(ボタンホール用)使うのにひと手間かかります。①は縫う範囲も好きに縫えるので、こっちの方が行き当たりばったりで縫えて便利です。
膝下に向かって縫い進んで。
少し横に移動して、ウエスト方向へ縫い戻ります。
あとはひたすら同様に縫い進んで、横に移動して、縫い戻って、また縫い進んで。
そうしながら、穴が塞がるようにミシンを叩いていきます。
できあがり
↓ before
↓ after
↓ 裏(膝二重部分が長いタイプ/DESCENTE)
↓ 裏(膝二重部分が短いタイプ/MIZUNO)
布と糸で補強されるので、一度補修したら同じところは破れにくくなります。
今回は、前に補修したところが少し傷んできていたので、そこもミシンを叩いて補修しています。
さて、いつまで穿けるかなー?その前にサイズアウト?
手縫いの場合
手縫いの場合は穴を完全に埋めて、当て布との隙間がなくなるようにしてください。
でないと
穴から砂がガンガン入ってきます
まとめ
手縫いだと柔らかな仕上がりになって、針を刺したところがパッチワークキルトのようにポコポコになります。
ミシンだと上糸下糸がガッチリ縫い合わさるので、スッキリカッチリの仕上がりになり、補修跡が目立ちにくいです。ミシンをお持ちの方はこの補修をぜひやってみてください。でも、わざわざこのためだけにミシン買うのだったら、新しいパンツか言い替えた方が安いかもです。
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