まずは、中学軟式野球部お疲れさまでした。
中学総体・地区予選が終わるころ、硬式野球教室や硬式クラブチームの説明会などが開催されます。
これは基本、学校に案内は来ません。
先輩方の口コミやSNSが頼り。
ここで、私が中学軟式野球部引退後の硬式野球教室について知っていることや、見聞きした具体例をまとめてみようと思います。
地区総体が始まる前に情報を集めましょう
硬式野球教室は人数制限があるところもあります。
硬式野球をする・しないにかかわらず、情報は早めに集めましょう。
その時、欲しい情報は
活動場所
主な活動場所を知っておいてください。
送迎が必要か、自分で通えるのか。
活動日時
活動日時が家庭と合っているか?
とても大事です。
通塾している場合、部活と両立できていても、硬式教室と両立できるでしょうか?
会費
- 入会金
- 月謝
- スポーツ保険
- ユニフォーム代
考えられる会費はこのあたりです。
道具の購入費
硬式用のグローブを用意する方がいいでしょう。
しかし、守備位置がわからないので、教室が始まってしばらくしてからでも遅くないと思います。
また、高校野球でのポジションが決まってから、ということで、そのまま軟式のグローブで練習する子も多いです。
高校野球は、道具のルールが細かいです。
そして、硬式用は高価です。
詳しい方がいらっしゃる実店舗で、実際に手を入れてみてしっくりくるものを選ぶことをお勧めします。
https://www.jhbf.or.jp/rule/equipment/2010.html「日本高等学校野球連盟」より
- グラブ、ミット
カラーグラブ、ミットは使用できない。ただし黒については使用しても構わない。グラブ、ミットに表示する商標は、布片、刺繍または樹脂の成型物のほか、連盟が認めたものとし、これを表示する箇所は背帯あるいは背帯に近い部分、または親指のつけ根の部分のうちいずれか1箇所とし、その大きさは縦4センチ、横7センチ以内とする。投手用グラブで本体と異なる色のしめひもについては、公認野球規則1・15の通りとする。ただし、しめひもが本体と同系色で目立たないものについては差し支えない。投手用グラブのはみだし部の色は、グラブ本体と同系色で目立たないもの、もしくは革の自然色とする。また、縫い糸の色については特に制限を定めない。投手用グラブに商標を布片または刺繍によって表示する場合、その色は文字の部分を含み、すべて白または灰色以外の色でなければならない。品名、品番、マーク類などをスタンプによって表示する場合の色は、黒または焼印の自然色でなければならない。野手のグラブのしめひもは、本体色と同系色とする。ただし、黒と茶系色のしめひもに限っては本体色にかかわらず使用できる。しめひもは、長すぎないこと。親指の長さ程度にすること。また、グラブ、ミットの表面(受球面・背面)に氏名、番号、その他の文字を表記することを禁止する。
わかりやすい表が掲載されているミズノオリジナルシミュレーションのサイトをご紹介します。
親の負担
スポ少並みの負担があるのか、部活のようにお任せでよいのか。
どこまで親の手伝いを求められているか?というのも、確認した方が良いですね。
高校野球へのステップなので、スポ少ほどは親の出番はないと思います。
道具の手入れや、荷物を運んだり、グラ整などはノータッチ。
中学部活動用、全部、選手が自分たちでします。
練習の手伝いも不要。
むしろ口出し不可。
これは、どのチームに参加しても同じだと思います。
お茶当番や審判・スコアの手伝いはチームによります。
硬式の審判は、打球すごくて怖そう……
活動方針
これは説明会に参加しないと聞けないかもしれません。
受験勉強への影響
高校野球をするなら、高校受験は避けて通れません。
私立だと、形だけの筆記テストや面接で合格することもできるかもしれません。
実際、総体地区大会で「この中学の選手が欲しい。うちの高校に興味ある子はいませんか?」と声をかけられた事例を聞きました。
しかし、最近は最低限の学力を要求される場合が多いようです。
一つでも得意科目を作りましょう。
部活を引退したら、毎日野球をすることはなくなります。
今まで部活をしていた時間を受験勉強にあててください。
「野球さえしていれば、高校受験も就職も安泰」
そんな時代は終わりつつあります。